ページェント・イブ ~エリー My Love~【長編】



「あ~ゴメンゴメンっ。プロポーズしたトキ、どうだったのよ?」

栞がアタシへと顔を近づけ訊いてきた。


「あ………最初は、冗談かと思った………。その前の年に、プロポーズらしき言葉言われて、『実は今のはプロポーズじゃない』トカ言われた前例もあってたからね………。でも、それが違うって言われて………正直、嬉しかった、よ」


栞とチャコに、プロポーズの時のコト、シンの家族のコト、アタシとシンの最近の出来事など、今の思いも含めて話した。

二人は、づんだもちなどを食べながらも、真剣にアタシの話を聞いてくれた。



話したら、少しホッとしたけど、ちょっと切なくなった。



「……………そーなんだ………。すんごい遠くにお互い住んでいるワケじゃないのに、あんまり会えないんだ………」


“はぁ~っ”と、溜息混じりに頬杖つく栞。


「衣理、カレに最近会ったのっていつよ?」