―――――あの時の俺は、 毎日、毎日。 朝から晩まで。 ありふれた毎日を過ごしながらも。 考えていることは、俺にとっては、ちっともありふれていなくて。 自分の仕事について、 そして、 これからについて、初めて向き合った時でもあった……… エリから、何度何度もメールや電話が着信(き)てたのに、直ぐに返事するっていう“気持ちの余裕”が俺にはなくて。 あの時、エリはきっと不安だったろうな………。 ゴメンよ………。 今更、もう………遅いのかな。