「―――――年明けて、直ぐさま、お互いの家族で食事会をする……ってことで話をしました。で、1月末の養成課程の試験が終わり、2月最初の日曜日に………」
「ほう………」
「うちも衣理のうちも家族が多いから、全員集まれないかと思ったら、意外にもすんなり………イタリアにいる妹も、電話したら即休み取って、すっ飛んで帰仙してきたし………」
「素敵な家族ですね~それだけ水嶋が心配………いや、幸せになって欲しいと思ったのでしょう」
シゲさんの言葉に、ちょっと照れた。
ほんの僅かなモヒートを照れ隠しのつもりで流し込んだ。
「―――――お互いの家族で食事しながらの顔合わせしたんですが………その日の夜、入院してたうちのじいさんが容態が悪化して、急に亡くなって………」
「―――――大変でしたね………」
シゲさんの面持ちが一転した。



