ページェント・イブ ~エリー My Love~【長編】

「こんなヘンな俺だけど、いいか………?ホントに………俺についてこれるか?」



「―――――――今更………ヘンだから、ほっとけない……………そしてアタシは、シンが好きだから、ほっとけない」


エリ………。


「こんなアタシを、どうぞヨロシクお願いします!」


そう言って、握ってた缶コーヒーを、贈呈する差し出した。



「今はあげられるの、これしかないから勘弁してくだせぇ~ヘンテコお代官様~」

上目使いで俺を見て、目が合った瞬間、すかさずウインク、舌をチラ見せして微笑んだ。

その仕草が、愛らしい。
そう感じる今、この瞬間(とき)が

シアワセ

そういうことなんだ………。

俺は、差し出された缶コーヒーを持つエリの指先に、軽く口づけた。