「…………………去年みたいに、“今のはプロポーズじゃない”トカ―――――」
「―――――嘘じゃない。本気だ」
「……………信じて、いいの………?ホントに……………?“今のウソ…でした”トカじゃないよね………?」
「――――――夢でも嘘でもない。約束する。信じてくれ………」
「……………じゃあ………結婚式に、この曲、歌ってくれる?」
「……………ああ………歌ってやるよ………弾き語りでもしてやるよ………」
「―――――やっぱ、周りのコト考えて、歌はよそうか………アハハ………」
エリは俺が音痴なのは知っていた。
それをネタにして、笑いながら………泣いていた。
「―――――うれしいよぉぉ………」
涙がとめどなく溢れてきた。
去年今日と同じ。
エリダムが決壊した……………。



