「―――――好きだから、イタズラしたくなる。からかいたくなる。支配したくなる……………」
俺、エリをからかうためにここにきたはずじゃないのに。
純粋に、逢いたかった。
それだけなのに。
いつも心はイタズラ小僧みてぇに、ちょっかい出してしまう。
ガキの頃。
気のある女子にわざとちょっかい出して、好きなのに、気のないフリして。
“絶対俺に気がある”って、タカくくってて。
でも終いには、度が過ぎて、
『水嶋くん、サイテー!大キライ!』
あっさりフラれて。
「――――――子供みたい……………」
エリ。
その通りだよ。
俺、ガキの頃と何一つ変わんねぇーじゃん。
このままでいいのかよ?
俺にとって、最後の女だと思ってる大切な、大切な女なのに―――――。



