ウインドウ越しにエリを探し、後片付けいた彼女を確認すると、店内から見えないところで出てくるのを、待ち伏せていた。
お客として入っても違和感はないかもしれないが、髪はエリと会わなくなる前に切ったばかりだったし。
ましてや、二人の個人的な話を、店の中ではしたくなかった。
会ってまず、何から話そう………。
彼女が来るまで、左にかかる腕時計を見てた。
何度も何度も、ロクに文字盤も見ていないのに。
ある程度、考えを纏めてきたのに、また考えてる。
落ち着かない、俺。
「お疲れ様でした~」
聞き憶えのある声―――――。
声のする方を振り向くと、そこには、白い息を弾ませ、ロングボーダーの赤いマフラーを二重に巻きながら小走りに店を出る………。
「エリ!」
「!!!―――――し…」
俺は思わず、エリの顔もロクに見ないで、彼女の腕を掴み、地下鉄広瀬通への階段を駆け降りた。
お客として入っても違和感はないかもしれないが、髪はエリと会わなくなる前に切ったばかりだったし。
ましてや、二人の個人的な話を、店の中ではしたくなかった。
会ってまず、何から話そう………。
彼女が来るまで、左にかかる腕時計を見てた。
何度も何度も、ロクに文字盤も見ていないのに。
ある程度、考えを纏めてきたのに、また考えてる。
落ち着かない、俺。
「お疲れ様でした~」
聞き憶えのある声―――――。
声のする方を振り向くと、そこには、白い息を弾ませ、ロングボーダーの赤いマフラーを二重に巻きながら小走りに店を出る………。
「エリ!」
「!!!―――――し…」
俺は思わず、エリの顔もロクに見ないで、彼女の腕を掴み、地下鉄広瀬通への階段を駆け降りた。



