――――――初めてエリに逢った時、
今までにない、インスピレーションを感じた。
その時すぐ、エリの笑顔の奥に潜む、翳(かげ)りに気付いた。
“このコが、俺の側で、いつも笑っていてほしい――――――”
ただ、それだけだったあの頃。
ただ、純粋に、好きで、好きで、好きで、たまらなかった。
あんなに好きだと思ったコ、今までいなかった。
―――――あの時の俺の、エリに対する“好き”という感情。
感情のままに、告白して、
感情のままに、唇奪って、
感情のままに、露わにさせた肌が熔けるほど抱いて――――――。
自分勝手に、「エリは俺だけのモノ」
彼女を………
いや、彼女だけじゃない。
今まで自分が惚れてきたものを、“所有物”にすることが、俺の愛し方だった。
自分が今まで生きてきたこと全てが、“正解”。
そう、全てが。



