「もともと、ここにいる母は、私を茶の道よりも、宝塚へ入れたくて必死だったの。それはそれは習い事を沢山させられてね。もし私が真宗さんと出会って恋に堕ちずに宝塚へ行ってたら、4人子供たちを産むこともなかったのですから。しかも美容師なんて素敵じゃない!私、着付の資格ございますの。衣理さんとお店開くことだって夢じゃないのよ」
思わず、“ぽかーん”。
優しくて気品あふれる外見のイメージを持つシンのおかーさん。
見た目そのものだった。
寧ろ、芯がしっかりしていらっしゃる………。
アタシのキモチも、何故か丁寧口調になる。
「あたくしは、子供や孫に、夢を与える仕事に就いて欲しくてね………」
この席に着いて初めて、おばーさまが語り出す。
「確かに、あたくしが出来なかった宝塚の夢を星子に託しましたけど………子供は、親の言うことを聞くロボットじゃないと解っていながらも、ついつい厳しくしたものよ。………三人の女孫にしてもそう。“もしかしたら一人くらいは、私の夢を叶えてくれるかも…”なんて思って、また厳しく躾させて……結局同じ」
思わず、“ぽかーん”。
優しくて気品あふれる外見のイメージを持つシンのおかーさん。
見た目そのものだった。
寧ろ、芯がしっかりしていらっしゃる………。
アタシのキモチも、何故か丁寧口調になる。
「あたくしは、子供や孫に、夢を与える仕事に就いて欲しくてね………」
この席に着いて初めて、おばーさまが語り出す。
「確かに、あたくしが出来なかった宝塚の夢を星子に託しましたけど………子供は、親の言うことを聞くロボットじゃないと解っていながらも、ついつい厳しくしたものよ。………三人の女孫にしてもそう。“もしかしたら一人くらいは、私の夢を叶えてくれるかも…”なんて思って、また厳しく躾させて……結局同じ」



