「真一が、衣理さんを好きなことはよく解った。衣理さんとのお付き合いすることも認めよう。但し、条件がある……………」 「………何だよ?条件って」 おとーさんが、お茶をもう一杯流し込み、ふぅ………と、深呼吸した。 それは、それは、深い、深い。 時が止まったかのように、ゆっくりとした深呼吸に感じた。 「衣理さんとお付き合いする分には構わない。私たちに恥をかかせない程度にな。だが………結婚は、私が選んだ人としてほしい。」 アタシの視界が、真っ暗になった。