ページェント・イブ ~エリー My Love~【長編】

親父からの意外な言葉に思わず、弄ってた携帯を額の上に落とした。


エリと付き合っていることは、3年経っていたのに親には言ってなかった。


知らないはずなのに………。

なして親父が?



しかも3年前って言ったら、エリと初めて光のページェント見に行った時だ。



「昨夜、ゼミ生と国分町で飲んでたら、たまたま会議所の石井君に会って。そん時に聞いたよ」

石井は、俺の直属の上司だ………。

俺は、ヤツの目が半分僅かに開いてるように見えるから“半開き”って、勝手に付けたあだ名。

あいつ酒入ると普段以上に口軽になるし、口説いし、喧しいし、説教入るし。
最悪。
あンの半開きめ!ふざけおって!


確かに、あの時は会議所の連中にバッチリ見られていた。
事務所のすぐ近くなの知ってて迂闊だった………。

あれ以来、光のページェントの会場でキスはしなくなった。
手、繋ぐくらいはしてたけど。