「じゃあ……スタハでも行きますか?シゲ先生~おカバンお持ちしますよ~♪」 「水嶋ぁ~」 俺とシゲさんは、地下鉄仙台駅まであと歩いて2、3分ってとこまで来たが、ふざけて歩いてきた道を戻った。 人混みを避けながら―――――――― 俺は、これから飲むであろうスタハのコーヒーよりも苦い、2年前の今頃のことで、頭がいっばいだった………。