戻ったあたしの姿に周りは安心した様に見えた。 それとは対照に学校は、残念がってる様に見えるけど。 まだ、葵子とは話してない。 だけれどもあたしに向ける眼差しが暖色を帯びた様に感じる。 今までは蒼く、暗かった。 更には真っ黒に染まった気もする。 もう少しすればきっと笑って葵子と分かり合える気がする。 全部、その人のお陰だ。 感謝してもし切れない。