私と輝毅は付き合った。


輝毅は私の家から電車で3時間くらいの遠い場所に住んでた。


遠距離恋愛!


寂しい時もあった。
ありえないぐらいに逢えない時だってあった。でも………



逢いたい。なんて…寂しい。なんて言えなかった。来れるわけでもないし…来てくれないって分かってたから…。



1週間後…
いきなりポケットの携帯が震えた。開くと何通もメールと電話が来ていた。相手は輝毅だった。



「どうしたの?」


「俺…お前とやっていけない。」


「なんで?」



そんな事を言われてるのに焦る気もなく悲しくもなかった。正直言って…まだ好きぢゃなかったから。