窓の外から見える人影。

それは沖田陸のもので、

沖田陸はこっちに向かって手を振っていた。


その笑顔がなんだかかっこよく見えて、


胸がキュンとなった。


私も小さく振りかえす。

すると、沖田陸は満足そうな笑みを浮かべて、帰って行った。



なんか……


今日は沖田陸に振り回されっぱなしだったなぁ……。


唇にそっと触れる。


まだヤツの感触がのこってる。


もう……


本当にアイツのことで頭がいっぱいだよ……