「もぉ〜、そんな声だされたら陸、こまっちゃーう☆我慢するのに必死、必死!!」


沖田陸が体をくねらせていう。


私の顔はあっという間にかぁーっと赤くなっていく。


「ばかぁ!もう絶対よんでやんない!!大っきらい!」

私はまた布団に潜り込んだ。


ばかばかばかぁ!

本当にスケベなんだからぁ……。


しばらくして、

パタン……



沖田陸が出て行く音がした。


なんか……


急に部屋が静かになってしまった。


別に…寂しいわけじゃないしっ!


「そーだよ!うん!」


そして、窓から外を見た。


ときだった。



「沖田…陸?」