小さい脳みそで必死に考える。
でも、分んない。
そうだ!
こういうときこそ、あたし役に立たなくっちゃ!
あたしには『癒しの力』ってのがあるんだから。
それを使えさえすれば、シュリの今の苦しみを取ってあげられるじゃん!
(お願い、神様!
力を使わせて!)
ギュッと目をつむって、全身に力を込めてみる。
ん?
なんで?
なんで、こうバーンッて光が出てこないの?
やり方間違ってるのかなぁ?
でも、お風呂から出た時はこんな感じじゃなかったっけ?
キィィィィンッ――!
一際甲高い金属音に、あたしは反射的に目を開けた。
こすれ合う金属の音が、甲高い音に続いていた。
目の前数十㎝のところで、金属と金属がぶつかり合って、キリキリとこすれ合ってる。
銀色の冷たい輝きを放つ物と物。
切れ味の良さそうな二本の剣。
それらを握りしめるのは、似た姿をした二人の美青年。
一人は眉間にしわを寄せ、必死にそれを受け止め。
一人は憎々しげな瞳を相手に向けて、それを押し付け。
「オレが簡単におまえのことを逃がすとでも思ったか、シュリ(出来損ない)?」
シュラはそう言って、にやりとほほ笑んだ。
でも、分んない。
そうだ!
こういうときこそ、あたし役に立たなくっちゃ!
あたしには『癒しの力』ってのがあるんだから。
それを使えさえすれば、シュリの今の苦しみを取ってあげられるじゃん!
(お願い、神様!
力を使わせて!)
ギュッと目をつむって、全身に力を込めてみる。
ん?
なんで?
なんで、こうバーンッて光が出てこないの?
やり方間違ってるのかなぁ?
でも、お風呂から出た時はこんな感じじゃなかったっけ?
キィィィィンッ――!
一際甲高い金属音に、あたしは反射的に目を開けた。
こすれ合う金属の音が、甲高い音に続いていた。
目の前数十㎝のところで、金属と金属がぶつかり合って、キリキリとこすれ合ってる。
銀色の冷たい輝きを放つ物と物。
切れ味の良さそうな二本の剣。
それらを握りしめるのは、似た姿をした二人の美青年。
一人は眉間にしわを寄せ、必死にそれを受け止め。
一人は憎々しげな瞳を相手に向けて、それを押し付け。
「オレが簡単におまえのことを逃がすとでも思ったか、シュリ(出来損ない)?」
シュラはそう言って、にやりとほほ笑んだ。



