「うん。ありがとう」 シュリからは返事はなかった。 でも、あたしにはハニカミ笑う、彼の顔が見えた気がした。 あたしは布団にもぐりこんで。 彼の名前を呼んだ。 声に出さずに呼んだはずのあたしに。 彼が小さく返事をしていたことに気付くことなく。 あたしの意識は深い深い闇の中へ。 ただ吸い込まれていった。