いとしのネコミミ騎士(ナイト)さま!! ~イケメン騎士軍団と砂の国~

「怖がらなくていい……」

先輩だった。

どういうわけか、先輩があたしのすぐ目の前にいた。


横目でシュリの姿を探す。

でも、どこにいるのかわからなかった。


黒い雲が胸を覆う。

ドキドキと胸がなっている。

それはどんどん速くなる。


でも……これはデートのときのドキドキとは全然違う。

「ユナくん。ボクとこのまま一緒に行こう。キミにとって、それが最善なんだ」


先輩の声はとても静かだった。

抑揚がないとも言える。


シュリの声とは……全然違う。


「このまま、やつらといたら、キミは利用されて捨てられることになる」


利用?

捨てられる?

なんで?