死生系譜

「ちょっと!どうしたの!?」

恐怖で足が、体が言う事を聞かなくなっていた。



俺の心も麻痺しつつあった。



これが現実だと思いたくなかった。










「テメェの大切な人すら守れないなんてよ……」




「情けないにも程があるってな……」