朝。。。

あたしはいつもの事ながら
なかなか布団から起き上がれない。


朝は本当に苦手。




でも起きなきゃいけないから
しばらく布団の中でじっとしてからゆっくりと起き上がる。





今日もあの裕也に会うのかと思うとゾッとする。




でもいきなり今日意地悪してくるって事はないよね??
……多分;



ってかありませんよーに!!!!!



そう願いながら学校へ行く準備をして家を出ると




「柚ー!」



梓が笑顔で手を振り、あたしを呼んでいた。




『梓おはよー☆
行こっか!!』




「うん!」





私と梓の家は結構近くて、学校には一緒に行く事になっている。





「今日から授業始まるねぇー」




『そうだねぇ…
高校の授業ってどんなんだろ??』




「なんかすごい当てられたりするんじゃないの??」




え゙
それってあたし…
ヤバいじゃん。

中学の時も当てられたりするのすごい嫌だったのにぃ…


高校って大変そう…。





「柚??
どーしたの?
学校着いたよ??」




『あっ本当だ。』


考え事してたら全然気付かなかった…