「じゃあ、行こっか?」


俺と柚は、手をつないで柚の家に向かった。


俺と柚が、より深いつきあいをできるように。


やっぱ緊張と恥ずかしさで無言が多くなってきたけど。


それは仕方ない。


やるって、決めてるから。


けど、そのドキドキがたまらない。


普段とは違う。


より早い鼓動。


運動した後みたいにドクドクッて。


たぶん、日曜日とか言ってたのに今日だからな。


マジな、急展開。


どうしよう。


なんか段々変になってくるよ。


怖さや不安がある。


欲望だけが突っ走って。


壊さないか....


けど....



俺と柚の新たな始まりになるから。


柚、俺をもっと愛してよ。


俺は、柚がいないとダメなんだ。





seventh story
yuichi side end.