【長編】Lover only of name[おまけ追加]

「雄一、そんな雰囲気なかったのに?」


「柚が不安定なのにさ。
嫉妬で取り乱せないだろ?」


めちゃくちゃ嫉妬してんだよ。


わかれよ。


「やっぱ、雄一だ。」


なんか、柚がホッとしてる。


「やっぱ....って」


俺は、苦笑い。


なんとなく意味がわかった。


「なんか....ね。
なんていうか....恐怖があったの。」


「恐怖?」


「三緑さんを小さい頃から知ってるのもあってね。
それに、そんな事情があるって知らないで暢気に過ごしてきたから....」


柚って、あれだよな。


柚は、いつも第三者的な立場でいると思ってる。


意外に当事者なんだけどな。


だから、わけわかんなくなって恐怖に変わってしまったんだろうな。