絶対的服従


ポイッと投げる。



それをうまいことキャッチする。



「は〜い」



壁に掛けてあるスーツを手に取り着る。



鏡の前で髪を整え軽く化粧をする。



よし!


これでいいか!!



鍵を閉めパタパタとエレベーターの所まで走る。



「ごめんなさい、遅くなりました?」



車に乗って待っていてくれた須崎さんに言う。