「ふぁぁぁ~」
今日も眠れない。
昨日も眠れなかった。
先のことを考えると頭がいっぱいになってしまって、頭が痛くなってしまう。
だから最近は頭痛薬をポケットに日々持ち歩いている。
私は野内 ユリナ。
ど田舎に住む普通の中学三年生。
スタイルが言い訳でもなんでもない特徴がない中学生。私の姉は東京で医学について勉強している。
私が住んでいるこのど田舎は北海道。北の台地にすんでいる。
数年前の夏休み、お姉ちゃんの大学を見るために東京に行った。ここ北海道で8月は一番暑いと言えるだろう。
半袖で十分な気候だ。
東京はおかしい。裸でも全然いいくらいに暑い。暑い。暑い。
お姉ちゃんはキャミソールにネット状の半袖の上着をきてショートパンツをはいて友達と話していた。皆オシャレだった。お姉ちゃんも皆と溶け込めていた。うらやましく思えた。だって私の学校は黄色の帽子をかぶり、床につくんじゃないかぐらいのながーいスカートだから。
黄色の帽子をかぶらないと先生にきつく叱られるからかぶるしかなかった。
でも、北海道が好きだ。大好きだ。
寒い冬も涼しい夏も空気も雨も先生の雷だって、嫌いじゃない。
そんな北海道から父の都合で高校から奈良に引っ越しするんだ
今日も眠れない。
昨日も眠れなかった。
先のことを考えると頭がいっぱいになってしまって、頭が痛くなってしまう。
だから最近は頭痛薬をポケットに日々持ち歩いている。
私は野内 ユリナ。
ど田舎に住む普通の中学三年生。
スタイルが言い訳でもなんでもない特徴がない中学生。私の姉は東京で医学について勉強している。
私が住んでいるこのど田舎は北海道。北の台地にすんでいる。
数年前の夏休み、お姉ちゃんの大学を見るために東京に行った。ここ北海道で8月は一番暑いと言えるだろう。
半袖で十分な気候だ。
東京はおかしい。裸でも全然いいくらいに暑い。暑い。暑い。
お姉ちゃんはキャミソールにネット状の半袖の上着をきてショートパンツをはいて友達と話していた。皆オシャレだった。お姉ちゃんも皆と溶け込めていた。うらやましく思えた。だって私の学校は黄色の帽子をかぶり、床につくんじゃないかぐらいのながーいスカートだから。
黄色の帽子をかぶらないと先生にきつく叱られるからかぶるしかなかった。
でも、北海道が好きだ。大好きだ。
寒い冬も涼しい夏も空気も雨も先生の雷だって、嫌いじゃない。
そんな北海道から父の都合で高校から奈良に引っ越しするんだ
