スースーと、規則正しい寝息を立てる陸。 ほんと、気持ち良さそうに眠ってるなぁ。 …あたしの気も知らずに。 さすがに無理矢理起こしてしまうのは可哀想か…。 「…陸、おやすみ」 本当はずっと寝顔を見ていたかったけど、さすがにお母さんを待たせたままではマズイ。 後ろめたさがあるから尚更だ。 そして。 部屋を出ようと立ち上がった瞬間だった。 「…ん……姉貴…?」