つながれた手をぎゅっと握りしめて、あたしは目を閉じた。 ──ねぇ、陸。 あたしたちは今日、姉と弟の関係を超えてしまったね。 もう、引き返せないよ。 あたし、知らないよ? それでも……いいの? 「……俺たちさ」 小さな声で、陸が呟く。 「…ん?」 「なんでキョウダイなんだろうな……?」 「………うん」 キョウダイ。 姉弟。 血の繋がりによって作られたカンケイ。 あたしも陸も、望んで姉弟になったわけじゃないのにね。 神様は、不公平だ。