久しぶりに見る達哉の顔は…

すごく愛おしいものだった。

「静かに眠ってるだろ?もうさ…ずっと目開けてないんだ。」

「達哉?久しぶりだね。嘘つきだね。

達哉は……。結衣が好きなんて言ってさ?」

涙がこぼれた。

「どうして…相談もしてくれなかったの?

私…達哉のこと受け入れれたよ。

達哉…大好きだから。

目…開けてよ。

しゃべってよ。

笑いかけてよ。」

このまま消えたりしないでね。

達哉……