ある日から無言電話が頻繁に来るようになった。 そして、奇妙な手紙も届き始めた。 その内容は 「カレト モウ アウナ」 「 ワカレナイト イタイメニ アウ 」 とパソコンで打ってあった。 雪依は全く気にせずに彼と会った。 彼に会わない方が何倍も辛い。 彼のファンは何百といるのだ。それくらいの覚悟は出来ていた。