「やっべ~。大丈夫?ってお前か!」


誰よ全く~

『あ゛~!麻生君!』

それは今朝ぶつかった男の子


なんたる偶然


きっとこの人に関わるとろくな事がない!



私はフラフラ立ち上がりその場を去ろうとした。


「あ~待って!!!」


『もう大丈夫だから。バスケ続けて!』


「そう避けるなって!あ、優奈の友達?宜しく~」


「宜しくね!私奈央。てか、同じクラスだよね?」


まじ?気付かなかった


『奈央~。もう帰ろう麻生君部活戻って!』

「なんだょ。感じ悪いなぁ!もう部活終わり!てか、見学しに来ただけだし。」


「そうなんだ!じゃあさ、三人でマック行かない?親睦会って事で♪」


奈央!あんたって人は~。


「いいね~。まぁお詫びにおごるよ!」



おごりなら行く(笑)。