先パイ、大好き。



あたしはその時、先パイの名前も知らなくて。



ただ、先パイの手が触れた時に…


先パイに一目惚れをしてしまった。



「…あっありがとうございます!」



慌てて頭を下げると、先パイは手を上げながら階段を下りて行った。