恋愛(オフィスラブ)
完
月城ゆき/著

- 作品番号
- 1795654
- 最終更新
- 2026/11/05
- 総文字数
- 13,928
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 98
- いいね数
- 0
「社内の恋の噂で、私の耳に入らないものはない」
東雲ホールディングス経理部、入社二十二年目のベテラン・田所美和(44)。
隣の席の後輩・遥ちゃんが、最近なぜか水曜日だけ定時ぴったりに帰っていく。
行き先は、会社近くの定食屋「まるや」。お相手は、不動産事業本部の真壁課長――。
「見に行く?」
真壁の上司で、入社以来の同期・梶原修部長(44)を誘って、衝立の陰から部下の恋をこっそり偵察することに。
「好きなものを覚えておいて、本人が言う前に頼むの。女はね、ああいうのに弱いのよ」
得意げに恋のコツを語る美和。妙に真剣な顔で「なるほど」とうなずく梶原くん。
……ところが、その夜の梶原くんは、どうも様子がおかしくて――?
「言わないと、女は一生待つんだから」
「……じゃあ、言う」
人の恋なら百発百中、自分のことは二十二年棚に上げてきた世話焼き経理と、大事なところで黙る口下手部長。
衝立一枚越しの、クスッと笑えて少しほろ苦い、大人の恋。
―――
【登場人物】
■ 田所 美和(44)
財務本部 経理部。後輩の恋をにやにや見守るのが何よりの楽しみ。同期とは必ず割り勘が信条。
■ 梶原 修(44)
不動産事業本部 開発部 部長。美和とは入社以来の同期。大阪の再開発で十年本社を離れ、二年前に戻ってきた。口数は少ないが、人のことはよく見ている。
■ 七瀬 遥(27)/真壁 航(34)
経理部の後輩と、開発部の課長。水曜日の夜は、まるやのカウンターで並んで定食を食べている。
―――
※本作は1話完結の読み切りショートです。
※『差し戻し五回目の課長から、経費にならない申請書が届きました』の後日談ですが、本作だけでもお楽しみいただけます。
※大人のオフィスロマンス『東雲ホールディングスの男たち』スピンオフ短編。
東雲ホールディングス経理部、入社二十二年目のベテラン・田所美和(44)。
隣の席の後輩・遥ちゃんが、最近なぜか水曜日だけ定時ぴったりに帰っていく。
行き先は、会社近くの定食屋「まるや」。お相手は、不動産事業本部の真壁課長――。
「見に行く?」
真壁の上司で、入社以来の同期・梶原修部長(44)を誘って、衝立の陰から部下の恋をこっそり偵察することに。
「好きなものを覚えておいて、本人が言う前に頼むの。女はね、ああいうのに弱いのよ」
得意げに恋のコツを語る美和。妙に真剣な顔で「なるほど」とうなずく梶原くん。
……ところが、その夜の梶原くんは、どうも様子がおかしくて――?
「言わないと、女は一生待つんだから」
「……じゃあ、言う」
人の恋なら百発百中、自分のことは二十二年棚に上げてきた世話焼き経理と、大事なところで黙る口下手部長。
衝立一枚越しの、クスッと笑えて少しほろ苦い、大人の恋。
―――
【登場人物】
■ 田所 美和(44)
財務本部 経理部。後輩の恋をにやにや見守るのが何よりの楽しみ。同期とは必ず割り勘が信条。
■ 梶原 修(44)
不動産事業本部 開発部 部長。美和とは入社以来の同期。大阪の再開発で十年本社を離れ、二年前に戻ってきた。口数は少ないが、人のことはよく見ている。
■ 七瀬 遥(27)/真壁 航(34)
経理部の後輩と、開発部の課長。水曜日の夜は、まるやのカウンターで並んで定食を食べている。
―――
※本作は1話完結の読み切りショートです。
※『差し戻し五回目の課長から、経費にならない申請書が届きました』の後日談ですが、本作だけでもお楽しみいただけます。
※大人のオフィスロマンス『東雲ホールディングスの男たち』スピンオフ短編。
- あらすじ
- 社内の恋の噂なら何でも知っている、経理部のベテラン・田所美和。
水曜日だけ定時で帰る後輩の恋を覗きに、同期・梶原部長と定食屋の衝立の陰へ。
得意げに恋のコツを語る美和の隣で、梶原の様子がどうもおかしくて――
「言わないと、女は一生待つんだから」
「……じゃあ、言う」
世話焼き経理と口下手な同期部長の、二十二年分じれったい大人のオフィスラブ短編。
※『東雲ホールディングスの男たち』シリーズ短編
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