え、初耳なんだが。
「自分の好きな人はいいたくないから、紫鶴の好きな人言うから許してとか言って⋯あ、そうか、そのとき紫鶴は、ババ抜きで負けたからって先に寝てたのか」
安心した反面、う、嘘。
ババ抜きで負けて拗ねて、寝てたときか。
そう、最後には千草に煽られた。
「僕ポーカーだったら強いよ」
「ロイヤルストレートフラッシュとかか」
「あれは滅多に出ないよ、前に妹が惜しい手札だったけど」
僕が妹というと、莉風はいいなー、と言った。
「妹さんいるもんね、紫鶴のところ。俺は弟がいるけどさ」
「あ〜、莉風んとこの弟、莉風が大好きだもんね〜」
「はははは、うん」
莉風は困ったように言った。
「紫鶴も妹大好きだよね〜」
「うん、僕は妹のため、毎日生きている」
「重大発言じゃん」
まあでも、それは本当。
「ていうか、莉風には彼女がいるじゃん」
「⋯あのさ、その彼女が斜め前にいるときに、でかい声で言わないで?」
莉風が指を指す。
その人物とは、如月葵だった。
「あ、そっかあ」
で、と僕は言った。
「莉風が彼女のために頑張るみたいに、僕は妹のために頑張ってるんだぞっ」
「はいはい、わかったわかった、わかったから、恥ずかしいことは言わないで⋯」
ある意味お前は爆弾だから、と莉風は言ったけど、僕にはその意味がよくわからなかった。
「自分の好きな人はいいたくないから、紫鶴の好きな人言うから許してとか言って⋯あ、そうか、そのとき紫鶴は、ババ抜きで負けたからって先に寝てたのか」
安心した反面、う、嘘。
ババ抜きで負けて拗ねて、寝てたときか。
そう、最後には千草に煽られた。
「僕ポーカーだったら強いよ」
「ロイヤルストレートフラッシュとかか」
「あれは滅多に出ないよ、前に妹が惜しい手札だったけど」
僕が妹というと、莉風はいいなー、と言った。
「妹さんいるもんね、紫鶴のところ。俺は弟がいるけどさ」
「あ〜、莉風んとこの弟、莉風が大好きだもんね〜」
「はははは、うん」
莉風は困ったように言った。
「紫鶴も妹大好きだよね〜」
「うん、僕は妹のため、毎日生きている」
「重大発言じゃん」
まあでも、それは本当。
「ていうか、莉風には彼女がいるじゃん」
「⋯あのさ、その彼女が斜め前にいるときに、でかい声で言わないで?」
莉風が指を指す。
その人物とは、如月葵だった。
「あ、そっかあ」
で、と僕は言った。
「莉風が彼女のために頑張るみたいに、僕は妹のために頑張ってるんだぞっ」
「はいはい、わかったわかった、わかったから、恥ずかしいことは言わないで⋯」
ある意味お前は爆弾だから、と莉風は言ったけど、僕にはその意味がよくわからなかった。


