私は顔を上げ、ボールを投げ返す。
受け取った女子の隣で、別の子が私と律を交互に見ていた。
笑いかけていた口元が、自然に戻る。
「……じゃあ」
短く言って、先に歩いた。
体育館の出口へ向かいながら、一度だけ髪に触れた。
*
受け取った女子の隣で、別の子が私と律を交互に見ていた。
笑いかけていた口元が、自然に戻る。
「……じゃあ」
短く言って、先に歩いた。
体育館の出口へ向かいながら、一度だけ髪に触れた。
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