キスするくせに、彼氏じゃない。

文字を打っては消した。

 

そのとき、画面の上に通知が出た。

 

『最後が嫌でも貸すから』

 

私は数秒、その文章を見つめた。

 

朝の話を覚えていた。

 

それが嬉しくて、でもそのまま嬉しいと返すのは恥ずかしくて。

私は少し考えてから打った。