かっこいいと思った。
ただ、入ったからではなかった。
一回ごとに足を確かめるところも。
急いで次を投げないところも。
私は、何も言わずに見ていた。
先生が隼人くんへ短く声をかける。
彼は頷き、ボールを脇へ抱えた。
顔を上げたとき、こちらに気づいた。
私は少し慌てた。
覗いていたことを説明しようとして、でも距離がある。
隼人くんが、軽く手を上げる。
私も胸のあたりまで手を上げた。
彼の口元が緩んだ。
私はそれを見てから、廊下の先を指した。
図書室へ行く、と伝わったかはわからない。
でも、彼は頷いてくれた。
ただ、入ったからではなかった。
一回ごとに足を確かめるところも。
急いで次を投げないところも。
私は、何も言わずに見ていた。
先生が隼人くんへ短く声をかける。
彼は頷き、ボールを脇へ抱えた。
顔を上げたとき、こちらに気づいた。
私は少し慌てた。
覗いていたことを説明しようとして、でも距離がある。
隼人くんが、軽く手を上げる。
私も胸のあたりまで手を上げた。
彼の口元が緩んだ。
私はそれを見てから、廊下の先を指した。
図書室へ行く、と伝わったかはわからない。
でも、彼は頷いてくれた。

