「いつから、好きなの?」
聞かれて、私は首を傾けた。
いつからだろう。
名前を呼ばれた日より、ずっと前。
ブレザーを掛けてもらう前も、髪に触れられる前も、きっと。
「……わからない」
私は少し笑った。
「気づいたら、来るかどうか気にしてて」
言ってから、少しだけ言葉を選び直す。
「会えるかどうか」
みなみは、その言い直しを聞かなかったふりをしてくれた。
「会えた日は、うれしい?」
私は頷く。
「うん」
「そっか」
それだけの返事だった。
でも、うれしかったことを、そのまま受け取ってもらえた気がした。
聞かれて、私は首を傾けた。
いつからだろう。
名前を呼ばれた日より、ずっと前。
ブレザーを掛けてもらう前も、髪に触れられる前も、きっと。
「……わからない」
私は少し笑った。
「気づいたら、来るかどうか気にしてて」
言ってから、少しだけ言葉を選び直す。
「会えるかどうか」
みなみは、その言い直しを聞かなかったふりをしてくれた。
「会えた日は、うれしい?」
私は頷く。
「うん」
「そっか」
それだけの返事だった。
でも、うれしかったことを、そのまま受け取ってもらえた気がした。

