帰り道で、みなみが推理小説の話をした。
「今、一人目を疑ってる」
「まだ最初?」
「うん。今回こそ変えない」
「決めなくてもいいんじゃない?」
「それもそうなんだけど」
みなみは自分で笑った。
私は隣で頷く。
話しながら歩くと、駅までの道は短かった。
彼女は私の感想を聞き、私が言葉を探す間も待ってくれる。
みなみと、もっと仲良くなりたい。
その気持ちは、変わらなかった。
だから、隼人くんがみなみを好きなのかもしれないと思うたび、行き場がなくなる。
彼女を悪く思う理由は、一つもなかった。
「今、一人目を疑ってる」
「まだ最初?」
「うん。今回こそ変えない」
「決めなくてもいいんじゃない?」
「それもそうなんだけど」
みなみは自分で笑った。
私は隣で頷く。
話しながら歩くと、駅までの道は短かった。
彼女は私の感想を聞き、私が言葉を探す間も待ってくれる。
みなみと、もっと仲良くなりたい。
その気持ちは、変わらなかった。
だから、隼人くんがみなみを好きなのかもしれないと思うたび、行き場がなくなる。
彼女を悪く思う理由は、一つもなかった。

