次の日は、髪を下ろしていった。
昨日と同じにするのが、少し恥ずかしかった。
似合っていると言われたから、また結んだ。
そんなふうに思われるほど、誰も私の髪を気にしていない。
わかっていても、朝、ゴムを手に取ったところで迷ってしまった。
結局、ポケットへ入れた。
使いたくなったら、使えばいい。
教室の扉を開ける。
高木くんは、陸くんと窓の近くにいた。
一度こちらを見て、軽く顎を引く。
私も、小さく会釈した。
彼の視線がほんの少し髪へ動いた気がしたけれど、それ以上は何もなかった。
私は自分の席へ向かった。
少し安心して。
ほんの少し、残念だった。
昨日と同じにするのが、少し恥ずかしかった。
似合っていると言われたから、また結んだ。
そんなふうに思われるほど、誰も私の髪を気にしていない。
わかっていても、朝、ゴムを手に取ったところで迷ってしまった。
結局、ポケットへ入れた。
使いたくなったら、使えばいい。
教室の扉を開ける。
高木くんは、陸くんと窓の近くにいた。
一度こちらを見て、軽く顎を引く。
私も、小さく会釈した。
彼の視線がほんの少し髪へ動いた気がしたけれど、それ以上は何もなかった。
私は自分の席へ向かった。
少し安心して。
ほんの少し、残念だった。
