*
放課後。
写真部の部室でカメラの手入れをしていると、小春ちゃんが勢いよく扉を開けた。
「澪先輩っ!」
「わっ! どうしたの?」
「聞きましたよ! 久世先輩に告白されたんですって!?」
危うくレンズキャップを落とすところだった。
「情報の伝達速度がおかしい!」
「本人の許可は取ったよ」
小春ちゃんの後ろから、侑芽がひょっこり顔を出す。
確かに、昼休みに小春ちゃんなら話してもいいと言った。言ったけれど。
「二人とも、もうちょっと落ち着いて!」
「無理です! だって、あの久世先輩ですよ!?」
小春ちゃんは興奮した様子で椅子に座った。
「無口で、ちょっと怖そうで、でも実は優しい久世先輩が、澪先輩に告白……!」
「説明が長いよ?」
「少女漫画みたいじゃないですか!」
「現実だよ!?」
侑芽が隣で笑っている。
放課後。
写真部の部室でカメラの手入れをしていると、小春ちゃんが勢いよく扉を開けた。
「澪先輩っ!」
「わっ! どうしたの?」
「聞きましたよ! 久世先輩に告白されたんですって!?」
危うくレンズキャップを落とすところだった。
「情報の伝達速度がおかしい!」
「本人の許可は取ったよ」
小春ちゃんの後ろから、侑芽がひょっこり顔を出す。
確かに、昼休みに小春ちゃんなら話してもいいと言った。言ったけれど。
「二人とも、もうちょっと落ち着いて!」
「無理です! だって、あの久世先輩ですよ!?」
小春ちゃんは興奮した様子で椅子に座った。
「無口で、ちょっと怖そうで、でも実は優しい久世先輩が、澪先輩に告白……!」
「説明が長いよ?」
「少女漫画みたいじゃないですか!」
「現実だよ!?」
侑芽が隣で笑っている。
