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目を開けると──魔女二人は、既に立ちあがっていた。
鎧の男、とやらも。
どうやら、真理が一番最後の目覚めのようだ。
あれが、鎧か。
いつも自分が身につけている姿と、確かに同じものではあるが、あれほど光ってはいない。
それに。
あんなに、棘は出てはいない。
ジャキン!
鎧の全身から、ハリネズミのような棘が飛び出たのだ。
早紀が、いやそうに顔をゆがめる。
「早紀を2回目に殺した時が、それだっけ?」
貴沙が、うんざりした声を出す。
2回目。
その表現に、真理は薄く笑った。
1回目に殺したのが、彼だったからだ。
重い身体を引き起こす。
どうやら鎧は、もう一度魔女を殺す気のようだ。
どちらか、は知らないが。
「「寝ていればいいものを」」
棘だらけの姿で鎧の男は、真理を見る。
「あんたは早紀を助ければいいわよ…私は自力で逃げるから」
貴沙がそう言った直後、早紀は彼女の手をぎゅっと握った。
今度は融合は起きなかったが、二人は手をつなぐ形になる。
「ちょっ」
彼女は払おうとするが、早紀はそれを離さない。
「死×死が、私だっていうんなら……夢×夢がこの貴沙だって言うんなら…」
ぶつぶつと。
まるで呪文のように、彼女は何かを呟き始める。
早紀の視線が、多少の不安を含みながらも、真理を振り返った。
「鎧×鎧…っていうのも…あり、か、な?」
バチっと、真理の右のこめかみ上がりに電気が走る。
彼女の言わんとしていることが、分かりそうで分からない。
本能の部分では分かるのだが、それをうまく思考に出来ない。
正確には、それが正しいのか間違っているのか。
そして、安全なのか危険なのか。
だが。
真理は──早紀に手を伸ばしていた。
目を開けると──魔女二人は、既に立ちあがっていた。
鎧の男、とやらも。
どうやら、真理が一番最後の目覚めのようだ。
あれが、鎧か。
いつも自分が身につけている姿と、確かに同じものではあるが、あれほど光ってはいない。
それに。
あんなに、棘は出てはいない。
ジャキン!
鎧の全身から、ハリネズミのような棘が飛び出たのだ。
早紀が、いやそうに顔をゆがめる。
「早紀を2回目に殺した時が、それだっけ?」
貴沙が、うんざりした声を出す。
2回目。
その表現に、真理は薄く笑った。
1回目に殺したのが、彼だったからだ。
重い身体を引き起こす。
どうやら鎧は、もう一度魔女を殺す気のようだ。
どちらか、は知らないが。
「「寝ていればいいものを」」
棘だらけの姿で鎧の男は、真理を見る。
「あんたは早紀を助ければいいわよ…私は自力で逃げるから」
貴沙がそう言った直後、早紀は彼女の手をぎゅっと握った。
今度は融合は起きなかったが、二人は手をつなぐ形になる。
「ちょっ」
彼女は払おうとするが、早紀はそれを離さない。
「死×死が、私だっていうんなら……夢×夢がこの貴沙だって言うんなら…」
ぶつぶつと。
まるで呪文のように、彼女は何かを呟き始める。
早紀の視線が、多少の不安を含みながらも、真理を振り返った。
「鎧×鎧…っていうのも…あり、か、な?」
バチっと、真理の右のこめかみ上がりに電気が走る。
彼女の言わんとしていることが、分かりそうで分からない。
本能の部分では分かるのだが、それをうまく思考に出来ない。
正確には、それが正しいのか間違っているのか。
そして、安全なのか危険なのか。
だが。
真理は──早紀に手を伸ばしていた。


