学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。

如月くんは私の両肩を掴むと、拒絶を許さない強さで、でも私の身体を労るようにゆっくりと立ち上がらせた。




至近距離で、彼の鋭い視線が私の瞳の最奥を射抜く。




「委員長、本当はこれ、みんなに見てもらいたかったんだろ?



どれだけ血の滲むような思いでこのプログラムを組んでたか、俺が隣で見てなかったとでも思った?




自分の努力を、そんな簡単に諦めてんじゃねーよ」




「でも……お兄ちゃんが、もう回路が壊れていて直らないって……



中止にするしかないって……」




私が弱々しくそう呟いた瞬間、如月くんの唇がこれ以上なく不敵な、いつものいじわるな形に歪んだ。



「あのお兄さん、頭は良いみたいだけど、専門家の領域をナメすぎ。



俺を誰だと思ってるわけ?」