学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。

彼の胸の中で、ドクドクと規則正しく、でも少しだけ早く刻まれる心臓の音を聞きながら、私の心臓には、まるで激しい雷が直接落ちたかのような、強烈な衝撃が走っていた。




如月くんを見つめると、なんだか、ふわふわと変な気持ちになる。



頭がかっとなって、耳も熱くなって、口が震える。




でも、すごく落ち着くの。





これって、そういうこと?




私……如月くんのことが、好きなんだ。






完璧なお兄ちゃんの影に怯え、誰の役にも立てない自分を責めてばかりいた私に、綺麗な景色を見せてくれた。




怖い人から守ってくれた。




抱きとめてくれた。




いじわるで優しい彼に。