学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。

「お前たちの脳細胞の数じゃ、俺の言ってる論理を理解するのに3年はかかるかもしれないけど、一応説明してあげるね。




現在、お前たちが俺たちに対して行っている行為は、刑法第222条の脅迫罪、および各自治体の迷惑防止条例に完全に抵触している」




「あ? 何言ってんだ、こいつ……」




男たちが一瞬気圧されながらも、顔を顰めて凄む。けれど如月くんの言葉は止まらない。



「加えて、お前たちの背後にある防犯カメラの画角、およびこの路地への警察の平均到着所要時間は、現在の交通状況から逆算して正確に3分45秒。




すでに俺の端末から自動通報システムが作動しているから、あと2分後にはパトカーがそこに来るよ?



未成年とはいえ、前科がつけばお前たちのその冴えない人生の選択肢はさらに狭まるわけだけど、それだけの特大のリスクを背負ってまで、紬と遊びたいってさ。




もっと他に合理的な理由、あるの?」