学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。

「俺の目から見れば、委員長がどれだけ無理して『完璧』を演じてるか、最初から全部透けて見えちゃうんだよね。



毎日毎日、そんなに張り詰めてて疲れない? 限界なんだろ、本当は」



「……あなたに私の何がわかるのよ……!」



私の瞳に、悔しさと、秘密を暴かれた恐怖で、じんわりと熱い涙が浮かぶ。


でも、彼はいじわるな笑みを浮かべる。


「わかんないから、もっと知りたいんだよね。だからさ、取引しよう」


如月くんは壁を突いていた手を離し、私の顎を長い指先でくい、と持ち上げた。



拒む隙も与えられないまま、強制的に、彼の深い瞳と視線が交差する。