⋯⋯また、何も言えなかった⋯⋯。
そう後悔していると、頭にちは兄の言葉が浮かんだ。
☆ ☆ ☆
『⋯⋯ちは兄、いいの? ひまりちゃん、楓くんと付き合ったって聞いたけど』
『いいんだよ、心陽。僕は、ひまりが幸せなら』
ちは兄は、幼なじみであるひまりちゃんという女の子に恋をしていた。
けれど、ひまりちゃんは高校で再会したもう一人の幼なじみ、楓くんと付き合ったそう。
昔からひまりちゃんに恋をしていたちは兄は、失恋した。
『変なの、ちは兄。素直になればいいのに』
『でも、後悔はしてないよ。
ちゃんと⋯⋯全部、ひまりに伝えきったから』
そう言ってから、ちは兄は窓から見える青空を見つめた。
『もし、僕がひまりにちゃんと伝えてなかったら、今でも引きずっていただろうね。
でも⋯⋯僕は、自分の思いを全部伝えたから。
特に思い残したことはないよ』
その言葉が、ひどく心に残った。
☆ ☆ ☆
ちゃんと伝えていなかったら、今でも引きずっていた⋯⋯。
私、湊くんに伝えられるのかな⋯⋯?
でも⋯⋯。
一度、湊くんが他の女の子と笑い合っている姿を想像してみた。
___嫌だ。
そう後悔していると、頭にちは兄の言葉が浮かんだ。
☆ ☆ ☆
『⋯⋯ちは兄、いいの? ひまりちゃん、楓くんと付き合ったって聞いたけど』
『いいんだよ、心陽。僕は、ひまりが幸せなら』
ちは兄は、幼なじみであるひまりちゃんという女の子に恋をしていた。
けれど、ひまりちゃんは高校で再会したもう一人の幼なじみ、楓くんと付き合ったそう。
昔からひまりちゃんに恋をしていたちは兄は、失恋した。
『変なの、ちは兄。素直になればいいのに』
『でも、後悔はしてないよ。
ちゃんと⋯⋯全部、ひまりに伝えきったから』
そう言ってから、ちは兄は窓から見える青空を見つめた。
『もし、僕がひまりにちゃんと伝えてなかったら、今でも引きずっていただろうね。
でも⋯⋯僕は、自分の思いを全部伝えたから。
特に思い残したことはないよ』
その言葉が、ひどく心に残った。
☆ ☆ ☆
ちゃんと伝えていなかったら、今でも引きずっていた⋯⋯。
私、湊くんに伝えられるのかな⋯⋯?
でも⋯⋯。
一度、湊くんが他の女の子と笑い合っている姿を想像してみた。
___嫌だ。



