本日、溺愛注意報。

⋯⋯厚かましいかもしれないけど、湊くんと⋯⋯もうちょっとだけ、近くにいたいっ⋯⋯!



「あ、あの⋯⋯っ」

「ん?」

「もし、湊くんさえよければ⋯⋯傘、入ってもいい、かな⋯⋯っ?」



い、言っちゃった⋯⋯!

自分でも大胆なことを言ってしまった自覚はあるけど、いつまでもウジウジしていたら嫌だって思った。



「ん。よく言えました」



そう言って湊くんは、私に向かって手招きをした。

え、えっと⋯⋯?

これは、どういう意味なんだろうっ⋯⋯。

湊くんの行動の意味がわからず、その場で立ち尽くしていると、湊くんがふっと微笑んだ。



「おいで。入れたげるから」

「⋯⋯!」



言動が意地悪なのに、たまにそんな優しい一面を見せて。

⋯⋯いつまでも、湊くんは私の恋心を弄(もてあそ)ぶ。

でも、そのことを嫌だと思っているわけではない。

好きなんだ⋯⋯私、どんどん湊くんのこと、好きになってる。



「お、お邪魔しますっ⋯⋯」