番犬姫と総長さま

私、天龍院珠桜(てんりゅういんみお)。


ごくごく普通の高校一年生。


⋯⋯と言いたいところだけど、私は普通の女の子じゃないんだ。





うちの家系は、代々とある一族の護衛を務めていて、
小さい頃からいろいろな武道を習ってきた。


そのせいか、私は周りの子よりも強く育ってしまった。





幼馴染を守るために、学校でも護衛に努めていたけど⋯⋯。


ある日、最強暴走族の双子総長と出会ってしまって⋯⋯!?





「お前は、一人で抱え込みすぎなんだよ⋯⋯」


「僕は、そんなに頼りない?」





危ない総長さまとは近づいちゃだめなのに⋯⋯





「珠桜」

「珠桜ちゃん」





どうして、そんなに甘い声で私の名前を呼ぶの⋯⋯?