綺麗な涙

僕の好きな人は、

いつも仕事終わりに、

誰もいないバックヤードで泣いている。


失敗をした時。

プライベートで辛いことがあった時。

同僚に傷つけられた時。




どうか泣くのなら………

僕の腕の中で泣いて?



………って、キザ過ぎてバカみたいな言葉で引くかもだけど。

一人で泣くのは、もっと辛いと思うんだ。



「泣くなんて、情けなくて恥ずかしい」

君はそう言う。


でも泣くことって、そんな恥ずかしいことかな?

だってその涙は、君が毎日一生懸命頑張った証だろ?




僕がいつも傍にいるから――――――




だから泣くのなら、僕の腕の中で。