恋愛(ピュア)
完
RED_BUTA/著

- 作品番号
- 1794567
- 最終更新
- 2026/10/19
- 総文字数
- 47,028
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 16
- いいね数
- 0
「僕はただ、かき氷を一杯、最後まで食べたかっただけなのに。」
行き先も、時代も、自分では選べない。夏から夏へ、突然跳ばされる時間跳躍者(ジャンパー)の彼女。見知らぬ土地で言葉も通じず、ようやく誰かと親しくなっても、別れを告げる前に次の場所へ消えてしまう。家に帰ることも、「また明日」と約束することさえ、思うようにはできなかった。
そんな彼女を、中世の町で救った男がいた。見慣れない服装、知らない名前。それなのに、その青い目だけは覚えていた。
彼は不老不死だった。名前と暮らしを変えながら、いくつもの時代を生き続けている。
「でも、君とは会う順番が違う」
彼の記憶には、彼女がまだ知らない二人の時間がある。それでも、冷たいかき氷を差し出し、まとまらない話を最後まで聞いてくれる彼のそばで、張りつめていた心が少しずつほどけていく。
いつまでここにいられるのかも、次に会えるのかもわからない。
それでも、知らない夏に降り立つたび、探してしまう青い目がある。
今度会えたら、聞きたいことがある。
行き先も、時代も、自分では選べない。夏から夏へ、突然跳ばされる時間跳躍者(ジャンパー)の彼女。見知らぬ土地で言葉も通じず、ようやく誰かと親しくなっても、別れを告げる前に次の場所へ消えてしまう。家に帰ることも、「また明日」と約束することさえ、思うようにはできなかった。
そんな彼女を、中世の町で救った男がいた。見慣れない服装、知らない名前。それなのに、その青い目だけは覚えていた。
彼は不老不死だった。名前と暮らしを変えながら、いくつもの時代を生き続けている。
「でも、君とは会う順番が違う」
彼の記憶には、彼女がまだ知らない二人の時間がある。それでも、冷たいかき氷を差し出し、まとまらない話を最後まで聞いてくれる彼のそばで、張りつめていた心が少しずつほどけていく。
いつまでここにいられるのかも、次に会えるのかもわからない。
それでも、知らない夏に降り立つたび、探してしまう青い目がある。
今度会えたら、聞きたいことがある。
- あらすじ
- 行き先も時代も選べず、夏ばかりを跳び続ける彼女は、中世の町で不老不死の男と再会する。名前を変えながら生きる彼は、なぜか彼女の好きなかき氷の味まで知っていた。二人の出会う順番は同じではない。いつまで一緒にいられるのかもわからない。それでも、知らない夏に降り立つたび、彼女は彼の青い目を探すようになる。
目次
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…